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市議会報告

中東紛争に関する意見書への反対討論について~地方議会が果たすべき本来の役割~

2026/04/16

榊原アリーゼ議員が令和8年定例会開会会議の討論で登壇している様子

皆様、こんにちは。つくば市議会議員の榊原アリーゼです。

本日の活動報告では、先日の市議会において審議された「中東地域における武力紛争の平和的解決を求める意見書(案)」に対し、私が反対の立場から討論を行った理由についてご説明いたします。

まず大前提として申し上げておきたいのは、人命の尊さや平和の重要性は決して揺らぐことのないものであり、平和を希求するという本案の趣旨そのものについては深く理解しております。

反対した理由:地方議会の本来の役割

しかしながら、私が本意見書に反対した最大の理由は、「地方議会が果たすべき本来の役割と責任」という観点からです。

中東地域をはじめとする国際紛争は、歴史的・宗教的な背景を含め極めて複雑です。その評価や対応は、本来、高度な外交・安全保障を担う「国」の責任において判断されるべきものです。地方議会による意思表示は、国内においては象徴的な意味合いであったとしても、報道等を通じて対外的に発信された場合、本来意図しない政治的メッセージとして受け止められ、予期せぬ外交的影響や誤解を招くおそれがあります。だからこそ、地方議会が国際政治の領域に踏み込むことには極めて慎重でなければなりません。

私たち地方議会の役割

では、私たち地方議会の役割とは何か。それは、国際情勢そのものの評価を行うことではなく、「つくば市民の皆様の暮らしに直結する課題」に全力で対応することに他なりません。

もちろん、海外の情勢が物価高騰などの形で本市の市民生活に波及することはあります。その際、地方議会がなすべきことは、政治的な声明を出すことではなく、市民生活への影響を的確に見極め、必要な支援策や予算対応という「具体的な行動」につなげていくことです。

市民の皆様から負託を受けた議員として、つくば市議会の責務がどこにあるのかを常に自問し、これからも皆様の「日々の暮らし」を守るための議論と政策実現に集中してまいります。今後とも、市政に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。